愛亀・ポチョムキンと
冠水の思い出
「職人商売 ミンカ」は、2011年の7月6日に「miNca(ミンカ)」として、八畳ほどの狭く小さな店舗からはじまりました。オープンの前日、豪雨のために店舗が冠水し、仕入れていた商品がすべて水浸しになってしまったという、なんとも悲惨な幕開けを迎えたミンカ。そんなオープン当初の店内には、佐藤が溺愛していた「ポチョムキン」という陸亀がおりました。店内をノソノソと歩いては自分の居場所(暖かい場所)を見つけてウトウトと居眠りしていたポチョムキン。今となってはポチョムキンも遠くのお星様になってしまいましたが、この愛亀・ポチョムキンのことと、オープン前日の冠水事件(旧店舗)の思い出は、この先ずっとずっと忘れることはなかろうと思います。